JA柳川イチゴ部会は8日~25日にかけて、同JA営農センターで、いちご苗の花芽検鏡を行なった。
同センターには連日、生産者が苗サンプルを持ち込み、南筑後普及センター職員と、同JA職員が一つ一つ丁寧に検鏡。花芽分化ステージを確認し、生産者に定植時期の指導を行なった。
花芽分化が確認された苗は順次、本田に定植される。これは、作型分散を行い、安定出荷に向けた取組み。
同部会は今後も現地検討会等を行い、全圃場(ほじょう)を部会員全員で巡回するなど、安定出荷・高収量に向け取り組んでいく。
同部会が生産する「博多あまおう」は、東京や大阪・福岡など各市場に出荷されている。また、農産物加工品「AMANERO」の原材料にも使用されている。
日本農業新聞 ふくおか版 9月26日