柳川市の特産品の振興を目指す柳川ブランド推進協議会は4日、第8回ブランド認定式が行われた。市の知名度や地域イメージを向上させ、観光並びに物産の振興を図ることを目的として認定している。
市内で生産、製造された産品で、市民などから推薦があった商品の中から厳正な審査を行い、今年は8商品が新たにブランド認定された。認定期間は平成30年1月1日から3年間。
今回はJA柳川から、六次化商品「AMANERO」「ニラ玉スープ」がブランド認定された。
「AMANERO」は、博多あまおうと香辛料ハバネロを融合させた商品。ピザやパスタ、から揚げ、フライドポテトにアクセントを生み出す。
「ニラ玉スープ」は、フリーズドライ製法を用いた加工品で、同JAで生産されたニラを使用。お湯を注ぐだけで手軽に調理ができる。
認定証授与ののち、ブランド認定品のラッピングカーが披露された。ラッピングカーは、黒い車体に「よかばんも~柳川」のロゴと認定された全58商品のステッカーが貼られている。「よかばんも」とは柳川の方言で「いいですよ」という意味。同車は市のブランド推進室が業務で使用する他、観光客が集まるイベント会場に出向きPRを図る。