2018.02.21

アスパラ全体会議

 

 

 

 JA柳川アスパラ部会は15日、同JA営農センターで部会全体会議を行なった。部会員約40名、南筑後普及指導センター職員並びに同JA担当者が参加し、今後の栽培管理についての説明や、春芽アスパラの目合わせ会などを行なった。
 春芽アスパラの目合わせ会では、生産者が実際にアスパラを手に取り、茎の曲がりや穂先の開き具合などを確認した。今後の出荷規格の徹底に生かす狙い。
 また、2・3月の栽培管理について、普及センター職員より説明が行われた。霜害防止と地温確保のため、かん水は晴れた日の午前中に行うと同時に、乾燥と高温に注意するようにと呼びかけた。
 病害虫防除については、春芽収穫後の立茎本数を減らし、梅雨明け後の追加立茎で総立茎本数を確保することで、スリップスやハダニ、褐斑病を防ぐことができる。
 1月・2月の同部会のアスパラの販売状況は平年並み。関東・関西・九州の市場に出荷している。今後、単価に値ごろ感を持たせて早めの売り込みを行なっていく。

 

 

日本農業新聞 ふくおか版 2月20日