JA柳川アスパラガス部会は15日、同JA営農センターで中間生産検討会議を開き、生産者33人が出席した。
会議では、部会員同士が今年産の春芽の生産状況について意見を交わし、「収量伸び悩んだ」「夏芽に向けて病害虫防除を徹底、さらにコスト削減を目指す」など、今後の対策や抱負を語った。
その後、南筑後普及指導センターの職員が春芽の生産経過について説明した。今年度の春芽の単収は10aあたり666kg。前年比を142%と上回ったものの、一昨年と比較すると69%と、平年より下回った。今後、防除を徹底するなどして、夏芽の収量増を目指す。
アスパラガス部会は、夏芽の出荷に向けて5月下旬に現地検討会を行い、部会員の圃場(ほじょう)を巡回する。また、関東・大阪・福岡の各地でアスパラ消費宣伝を行う予定。