第20回柳川ひまわり園の開園式が20日、柳川市橋本町で行われた。柳川市長金子健次市長、JA柳川成清法作組合長をはじめ、関係者15名がテープカットを行なった。今年は台風と西日本豪雨の影響で若干の倒伏が見られるものの、例年通りの開花となった。有明海の干拓地5㌶のひまわり畑に、県内最大規模の50万本のひまわりが咲き誇る。
同園は、柳川市の農業と観光を発展させるため、地域住民やボランティアスタッフの協力のもと整備されており、今年で20回目の開催となる。式前には、同市金子市長や地域住民、JA柳川・柳川支所の職員らが、柳川市のキャッチコピーとしている「おもてなしの心」で園内の除草作業を行なった。
毎年、全国各地から観光客が訪れ、「大雨や暑さに負けずに咲いたひまわりに、元気が出た」と笑顔で話した。
同園は入園無料。7月29日まで。期間中は、「むつごろうのムツかけ体験・くもで網体験」などのイベントや、地元で採れた農産物の販売が行われる。夜間はライトアップされ、幻想的な風景が楽しめる。