2018.08.03

柳川巨峰出荷開始

 

 JA柳川ぶどう部会は3日より、「巨峰」の出荷を開始した。高温乾燥の影響で小玉傾向にあるが、糖度は平年並みと食味は良く、潮風の恩恵を受けた甘いぶどうが収穫・出荷されている。
 生産者は同JA大和集荷場にぶどうを持込み、検査員が規格を厳密にチェックし選別した。初日は913ケースが5市場へ出荷された。出荷は9月中旬まで続く。
 同部会では今月1日に全戸で糖酸検査を実施。基準をクリアしたぶどうのみを出荷している。今年産は台風や大雨の影響で落果や葉傷みが発生、さらに高温乾燥が続いていることから、樹勢の低下が懸念されている。対策としてスプリンクラーでのかん水を行なっている。
 同JAのぶどう部会が扱う品種は「巨峰」。有明海の干拓地に作られた圃場では、毎年糖度の高いぶどうが収穫されている。