2018.10.02

秋の味覚ヒシ出荷始まる

 

 26日より、JA柳川管内でヒシの出荷が始まった。出荷初日は4パック詰め57箱(1パック=450㌘)が持ち込まれ、東京・関西・九州など7市場へ出荷された。今後も11市場を重点に、10月下旬まで出荷される。今年産は品質も良く、肥大も良好。
 同JAひし部会の吉開敏己会長は「珍しいだけでなく健康効果もある秋の味覚。ぜひ多くの人に食べてほしい」と話した。
 福岡県内のヒシ出荷は柳川のみ。同管内では、オニビシという品種を30年ほど前から水田栽培している。
 栗にも似たほくほくとした食感は、秋の味覚として全国的にも人気が高い。さらに、免疫力を高め、ガンの予防にも効果的とされる。全国的に珍しい品目ということで、貴重な商品として取り扱われており、料亭などからの問い合わせも多い。