2018.10.26

いちじく栽培講習会

 

 

 JA柳川いちじく部会は23日、営農センターで栽培講習会を開いた。生産者15人が出席し、イチジクの秋期管理について確認した。今年度は度重なる台風の影響で、収穫期にキズ果が出たり枝が折れたりするなどの被害がみられたものの、単価は昨年を上回った。
 同JAでは、「桝井ドーフィン」と「とよみつひめ」を栽培しており、昨年と比べて1日早い出荷となった。今年産の単価は、ドーフィンが前年比9%増、とよみつひめが前年比8%増となった。
 南筑後普及センター職員による栽培管理の説明では、樹相診断を行い、生育に合わせた礼肥や土壌管理を行うよう指導がなされた。今年度は特に猛暑で木が疲弊しているため、10月の暖かい時期に礼肥を行い、光合成で養分を十分に貯めることが必要になる。