JA柳川では15日より、県内で最大の生産量を誇る大豆の収穫が始まった。今年産は、播種期である7月の少雨の影響で発芽の遅れがみられたが、その後の生育は順調に進み、例年通りの収穫が始まった。
収穫された大豆は、東部地区カントリーエレベーターと、初の大豆荷受を行う南部地区カントリーエレベーター(以下CE)に、管内で収穫された大豆が運びこまれ、トラックスケール方式により計量された。南部地区CEに新たに導入された回転リフトとメッシュコンテナで荷下ろしを行った。初日の荷受数量は420㌧だった。
同JAの生産量は県内1位。栽培面積は約1,300haで毎年約3,000㌧を出荷している。
また、南部地区CEでは、初の荷受に向けて前日14日に試運転を行った。管内4支所から収穫した大豆が運び込まれ、荷受の動きを確認した。
担当者は「スムーズな荷受けができるよう、最善を尽くして挑む」と話した。
同JAでは、自己改革の一環として、共同利用施設の再編を行った。老朽化したCEを集約し、営農販売基盤の強化と組合員の作業軽減に努めている。