JA柳川は南部地区カントリーエレベーター(以下CE)で2日、第12回農業まつりを開いた。今年は『地域とともに歩んで30年~食と農より感謝をこめて~』をテーマに、新鮮な野菜販売や、約30店舗の出店、演歌ユニット「水雲―MIZMO―」のステージイベント等が行われ、約6000人超の来場者でにぎわった。南部地区CEで開催されたのは今年が初めて。
催しの一つとして、昨年9月に竣工した南部地区CE建屋の屋上へ上る大パノラマ展望体験が行われ、小学校高学年から83歳までの約80名が参加した。参加者は階段で地上30㍍屋上へ登り、有明海と柳川市内を一望した。
参加者は「滅多にできない体験ができて楽しかった」「柳川が一望できた。絶景だった」と話した。
また、同日に販売開始した六次化商品「柳川さげもんサイダー」のお披露目会が行われ、サイダーの開発・販売までの秘話や試飲も行われた。
同JAは「地域とともに歩むJA柳川」の経営理念のもと、地域に貢献するファン作り活動を行っており、農業まつりもその一環として行われている。
日本農業新聞 2月7日(木) ふくおか版