JA柳川なす部会は9日、営農センターで中間生産販売検討会を開き、市場関係者、普及センター職員、同JA担当者、生産者など82人が参加した。
初の取り組みとして、分科会方式で各取引市場の関係者による説明が行われた。4グループに分かれた生産者は、市場関係者と15分程度の質疑応答を行い、販売方針など積極的に意見を交換した。少人数化することで、現場の個人の疑問や意見を市場に伝えやすくすることが目的。
その後、中間生産販売実績の報告や規格査定会が行われ、生産者は規格ごとに分けられたなすを手に取り確認した。今後の出荷規格の徹底に生かす狙い。
同JAなす部会の久富正信部会長は「激化する他産地との競争を乗り越えるため、情報共有を密にとってほしい」と話した。
トメ