柳川市三橋町の中山熊野神社では15日より、「中山大藤まつり」を開催している。
福岡県指定天然記念物に指定された樹齢306年の大藤を一目見ようと、連日市内外から多くの見物客が訪れている。まつりは28日まで開催される。
15日に行われたまつり開会式では神事が行われ、柳川市金子健二市長をはじめとするまつり実行委員が大藤の根本へ献酒を行った。今年は4月3日から開花が始まり、20日に見ごろを迎える見込み。
露店にはたくさんの屋台が並び、柳川市三橋町の「まかせな菜・みつはし」も地元の農産物や特産品を販売している。
昨年は約16万人が訪れ、その3割は海外の観光客だった。日が暮れると、頭上を覆うカーテンのような藤の花はライトアップされ、昼間とはちがう表情を楽しめる。
また、20日には初の試みとして「中山大藤まつりウォーキング」が開かれ、西鉄柳川駅から中山大藤まつり会場までの6.5kmのコースを歩く。参加者には地元特産物のプレゼントも。