2019.04.24

面接通し「見える化」 中期3カ年計画達成目指す

 

 JA柳川では、部門・支所ごとに実行計画書組合長面接を行っている。この取り組みは2007年から13年間継続しており、年3回実施し、PDCAによる管理で進捗状況の「見える化」と「フィードバック」を目的としている。JA柳川の「あるべき姿」を目指し、組合長と管理職が共有、同じベクトルを向くことも狙いのひとつ。
 作成面接は4月15日から26日まで行われ、同JA成清法作組合長、担当部門の部課長と、各支所の支所長、課長が参加し、計13回の面接を行った。
 各部門・支所から2019年度の実行計画が報告され、計画を達成するための取組具体策や、JA経営や地域営農全体を包括する事業の方向性について指示・意見を交換した。その後、個人の目標として配下職員に共有される。
 今年度は中期3ヵ年計画の初年度であり、経営基本方針に「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」のJA自己改革の取り組みを視野に入れ、役職員全員が計画達成に向けて一致団結する。
 成清法作組合長は「面接を行うことで、組織の計画を職員一人ひとりに浸透させ、計画を着実に実践することができる。今後も役職員一丸となって自己改革に取り組む」と話した。