2019.09.17

やながわ食の学校・地元いちじくレシピ

 

 

豊かな食文化作りや市の活性化を目的とした料理教室「やながわ食の学校」で、柳川産のいちじくを使ったレシピ講座が12日、むつごろうランドで開かれた。柳川市有明海ツーリズム研究会が企画。

第4回講座のテーマは「柳川の食材でランチプレートを作ろう」。講師に料理家で株式会社アソフラソ社長の古川麻水氏を迎え、柳川産いちじくを使ったレシピを提案・実習した。今回、調理に使われたいちじく計80玉は、JA柳川から提供された。

 

実習では、いちじくの肉巻きや、いちじくのカッテージチーズ白和えなど、計3品を調理。受講者は「驚くような組み合わせの料理ばかりだったが、おいしかった。食材の特徴を分解して考えることでアレンジの幅が広がることを知った」と話した。

また、調理前にはレシピアイディア発想のコツや商品開発のコツについての講義が行われた。地元の食材や地名を使うことで名物化させる方法や、SNSでの情報拡散を狙った「映える」料理の特徴など、料理や商品の宣伝広告のポイントが紹介された。

 

同講座は市内の特産物などを使い、魅力ある「食開発」を目指すため、7月31日に開校した。市内外から応募した飲食業従事者や、料理好きなど20代~70代が参加している。