2020.05.08

実行計画書組合長面接

 

 JA柳川は、部門、支所ごとに実行計画書組合長面接を行っている。2007年から継続しており、年3回実施。PDCA(計画・実行・評価・改善)視点で管理して、取り組みの進捗状況を「見える化」し、フィードバックすることが狙い。JA柳川の「あるべき姿」を目指し、常勤役員と管理職が意識を共有することにもつなげる。

 

 今年度は15日~20日にかけて面接。成清法作組合長、新谷一廣専務、田中昭夫常務、担当部門の部課長と各支所の支所長、課長が参加。計13回の面接を重ねた。

 

各部門・支所が20年度の実行計画を報告。計画を達成するための取り組み具体策や、JAの経営や地域営農全体を包括する事業の方向性について意見を交わした。その後、個人目標として配下職員に共有する。

 

 今年度は中期3ヵ年計画の2年目。経営基本方針の「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」に加え、「持続可能なJA経営基盤の確立・強化に向けた取り組み」を掲げる。役職員全員が計画達成に向けて一致団結する。

 

 成清組合長は「新型コロナウィルスの影響で、いろいろな事業運営が滞っている状況だが、収束とともに万全な事業再開が出来るよう、この期間を前向きに捉え、新しい発想で変化に対応できる体制の整備に取り組む」と話した。

 

日本農業新聞 423