2020.10.12

ヒシ出荷始まる

JA柳川ひし部会で9月下旬から、ヒシの出荷が始まった。11月上旬まで出荷する。出荷初日は、4パック詰め30箱(1パック450㌘)を東京・関西・九州など5市場へ出荷した。部会員3人で出荷量3㌧を目指す。

福岡県内でヒシを出荷するのは柳川だけ。約30年前から栽培している。管内で生産する品種は「トウビシ」。栗に似たほっくりとした食感だ。全国的に珍しい秋の味覚として取り扱われている。

JA担当者は「今年は長雨、猛暑、台風と栽培には難しい環境だったが、生産者の努力で出荷が始まり嬉しい。柳川のヒシを多くの人に知ってもらい、食べてほしい」と話した。

日本農業新聞 10月8日