JA柳川オクラ部会は営農センターで2月中旬、新規就農希望者と1年未満の就農者を対象に栽培講習会を開いた。播種(はしゅ)時期を前に栽培の重点事項を確認しようと、14人が参加した。
南筑後普及指導センター職員が、畝床づくりの注意点や施肥設計をはじめ、播種準備から収穫期までの栽培管理を説明した。
消費者へ安全・安心なオクラを届けるため、農薬の適正使用についてラベルや使用回数、希釈倍数の確認、飛散防止など、さまざまな使用例を参考に指導があった。参加者は、病害虫対策や出荷についての質疑した。
JAのオクラは県内最大の出荷量を誇り、品質も良く、市場評価も高い。
部会では、トンネル栽培と露地栽培を組み合わせるなど分散した出荷で収量安定を図っている。5月下旬から出荷となる予定だ。
日本農業新聞 3月9日