2021.04.22

だいず3兄弟 発売

JA柳川や柳川市、生産者、関係団体らでつくる柳川農産物特産品づくり推進協議会は、新商品「だいず3兄弟」の販売を始めた。柳川産一等大豆を使用。じっくり煎り、味付た。キャラメルシュガー、カレー、しょうゆバターの3種類の味が楽しめる。1袋170円。
発売日に合わせ3月下旬、JA新谷一廣組合長が市役所で商品の完成を報告。「大豆本来の味が楽しめる商品ができた」と訴えた。
JA柳川管内で栽培する大豆「フクユタカ」は県内トップクラスの生産量を誇る。生産者数約1000戸、作付面積約1470㌶。高タンパクで甘味があるのが特徴だ。
「だいず3兄弟」は、「フクユタカ」の魅力を多くの人に知ってもらう狙いで開発が始まった。当初はきな粉、水煮、大豆パウダーの案もあったが、「子どもから大人まで食べてもらいたい」の方針から、菓子開発にたどり着いた。煎り大豆にいろいろな味つけをし、10種類を試作。投票で3種類に決めた。煎り大豆50㌘でイソフラボン約100㍉㌘が取れる。
JA担当者は「大豆のおいしさ・食感が伝わる新商品。おやつやおつまみに食べてほしい。当面は近郊だけのお試し販売だが、全国展開を目標に柳川産大豆をPRしていきたい」と話した。
JA農産物直売所ふれ愛の里や柳川市内スーパー、一部のコンビニエンスストアなど10店舗で販売。

詳しくはJA営農企画課0944(76)5270。

日本農業新聞 4月3日