JA柳川ぶどう部会は4月下旬、現地指導会を開き、部会員22人が参加した。指導会は毎年実施しており、果実品質の向上に努めている。
南筑後普及指導センター職員、JA職員が摘房や摘粒、温度や水管理、病害虫防除など開花後の管理について指導。実どまりの程度に応じた作業の徹底を呼び掛けた。
生産者同士で情報交換し、生育状況を確認した。
2021年産は天候に恵まれ、生育は例年以上に進み、花房の着生も良好とみられる。栽培品種は有核「巨峰」。有明海の潮風を受けて育った柳川の「巨峰」は毎年、糖度が高い状態で収穫される。出荷は8月上旬を予定している。
日本農業新聞5月13日