2021.06.24

小麦荷受け

 JA柳川管内で5月下旬、2021年産の麦の荷受が始まった。初日の荷受けは約1876㌧だった。

 管内では「シロガネコムギ」「ミナミノカオリ」の2品種を生産しており、作付面積は2488.2㌶。21年度は1月中旬以降の高温の影響で昨年より早い収穫となったが、生育は順調だ。

 収穫した麦は、東部地区カントリーエレベーター(CE)や南部地区カントリーエレベーターの2カ所に運び込まれた。二つのCEは、トラックスケール方式による計量と、安全性が高く作業が軽減できる回転リフト・メッシュコンテナを使い、効率的な荷受けに努めている。JAは、自己改革の一環として、共同利用施設を再編。21年度から広域2CE運営を行っている。

日本農業新聞6月3日