JA柳川は4日から、「博多蕾菜(つぼみな)」の出荷を始めた。3月上旬まで続く予定だ。
初日は東京の市場へ216パック(1パック100㌘)を出荷。2021年産は12月までの好天の影響で、例年より早まった。
JAの蕾菜は県内有数の栽培面積を誇る。春を呼ぶ「博多蕾菜」は、アブラナ科の野菜で、和・洋・中のどの料理にも合う幅広い食材だ。
JAでは、規格査定会議や現地検討会を行い、所得向上に向け、適正な作型分散など基本的な栽培管理の徹底に努めている。
JA担当者は「福岡県でしか生産されていない博多蕾菜を多くの消費者に味わってほしい」と話した。
日本農業新聞1月8日