JA柳川アスパラガス部会で1月上旬から、アスパラガスの出荷が始まった。10月末まで出荷する予定だ。
出荷初日は、福岡の市場に約137束(1束100㌘)を出荷した。部会員52人が約10・6㌶作付けし、出荷量350㌧、販売高3億8500万円を目指す。
栽培している品種は「ウェルカム」。本年産は、生育順調で良質な仕上りとなっている。アスパラガスの春芽は、夏芽と比べて繊維が柔らかく、甘味が強いのが特徴だ。
部会は年2回、現地検討会を開き、部会員の技術や意欲の向上を図っている。また、定期的に目合わせ会を行い、選果選別の徹底を心掛けている。
JA担当者は「今後も品質管理に努めていく」と話した。
日本農業新聞1月18日