2022.05.20

品質向上めざし 開花前現地指導

JA柳川ぶどう部会は4月下旬、開花前の現地指導会を開き、部会員24人が参加した。指導会は毎年実施しており、果実品質の向上に努めている。

南筑後普及指導センター職員が、誘引や摘房、温度や水管理、病害虫防除など栽培管理を指導。実止まりの程度に応じた作業の徹底を呼びかけた。生産者同士情報交換し、生育状況を確認した。

2022年産の発芽期は3月下旬で、降水量が少ないため、生育は21年より数日遅れている。今後降雨が続く予報で、生育は進む可能性がある。現在、花房の着生は良好だ。

生産されている品種は「有核巨峰」。有明海の潮風を受けて育った柳川の巨峰は、毎年糖度の高いブドウが収穫されている。出荷は8月上旬ごろの予定。

日本農業新聞5月10日