2022.06.23

次世代担う人材育成

JA柳川は本所で5月中旬、幅広い知識と視野を身につけ、次世代を担う地域リーダーを育成する組合員大学基礎講座を開いた。

組合員教育事業の一環として、組合員に協同組合理念を理解してもらい、協同活動のリーダーとして、JA運営や活動に積極的に参加・参画し、これまで以上の関係強化を目的に、2020年度から取り組んでいる。

今回は生産部会員ら14人とJAの新谷一廣組合長が推薦した職員2人の計16人が受講し、第2期生がスタートした。

 基礎講座は全5回(1回視察研修)。協同組合の基礎知識をはじめ、農業・農政や社会情勢などさまざまな講義を予定している。JAは「わがJA」の意識を持ったリーダーが毎年増え続けることで、その学びが人へ地域へと広がり、これからの協同組合活動、地域、農業に還元されると考えている。

開講式では、新谷組合長が「組合員大学を通して協同組合について理解を深め、地域のリーダーとして活躍してくれることを期待している」と激励。第1講では、「協同組合について」と題し、JA福岡中央会教育部の脇山健氏が講師を務めた。

日本農業新聞5月21日