2023.03.27

新規就農者らにオクラ栽培講習会

 JA柳川オクラ部会は営農センターで2月中旬、新規就農者と希望者を対象とした栽培講習会を開いた。9人が参加し、播種(はしゅ)時期を前に栽培の重点事項を確認した。
 講習会では、南筑後普及指導センターが、は種準備から収穫期までの栽培管理や施肥設計などを説明。また、肥料業者が液肥の特徴などを紹介した。参加者からは、病害虫対策の質問があった。その後、消費者へ安全・安心なオクラを届けるために、ラベルや農薬の使用量など適正使用について再確認した。
 柳川のオクラは県内最大の出荷量を誇り、品質も良く、市場評価も高い。部会では、トンネル栽培と露地栽培を組み合わせるなど分散した出荷による収量の安定を図っている。出荷は、5月中旬より行われる予定だ。

日本農業新聞3月2日付