JA柳川では4月下旬から、オクラの出荷が始まった。数人の生産者がハウスで栽培を行っており、少し早めの出荷となっている。トンネルは、5月下旬から、露地は6月下旬から出荷が始まり、10月下旬まで出荷する。
初日は、11ネット(1ネット100㌘)の出荷。今後、東京・大阪・広島・福岡市場に向けて出荷する。2025年産については出荷数量105㌧、販売金額1億500万円を目指す。
生産者の管理の下、生育は順調だ。同JA管内で生産しているオクラの品種は「ブルースカイZ」。当日収穫、当日出荷の鮮度重視で安全・安心な出荷を行っている。
JAオクラ部会では、トンネル栽培と露地栽培を組み合わせるなど、分散した出荷で収量の安定を図っている。また、農薬の使用基準も徹底している。JA担当者は「今後も品質管理に努め、消費者へ安全・安心なオクラを届ける」と話した。
日本農業新聞5月15日
