2025.06.23

普通期水稲播種始まる

 JA柳川管内の各育苗所で5月下旬から、水稲の播種(はしゅ)作業が始まった。生産者の労働負担軽減が目的で、毎年行っている。管内5カ所の育苗所で合計約12万箱を準備する。

 生産者が各自で栽培管理する播種だけの苗箱受け渡しでは、作業員がトラックに必要箱数を載せた。

 JAが田植できる状態まで管理する委託苗は6月中旬から生産者に引き渡す予定だ。

 管内で生産されている品種は、「夢つくし」「元気つくし」「ヒノヒカリ」「実りつくし」「ヒヨクモチ」5品種。JAでは、普通作研究会を中心に品種誘導や品質向上対策を図り、良質米生産による稲作経営の安定を目指している。

日本農業新聞6月7日