JA柳川は7月上旬、「わがJA」の意識を持つ次世代組合員のリーダーを輩出する「組合員大学(専門講座)」第2講を本所で開いた。
「私が考えるリーダー論~背中で引っ張り、耳で支える」と題し、柳川市観光協会の横山義嗣会長が講師となった。観光振興など地域活動に取り組む経歴を元に、リーダーシップの本質や農業と観光による地域活性化へのヒントを語った。
横山会長は「リーダーとは、すべての責任 我にあり」と定義。信頼と共感を大切にし、周囲に耳を傾けながら自らの考えを伝える姿勢が不可欠と強調した。
リーダーに求められる資質として突破力と調整力のバランスを挙げた。「どちらか一方だけでは組織や地域はうまく動かない」と語った。これまでの成果や農業・地域での実践例も紹介。「地域の農業と観光が連携することで新たな価値が生まれ、これまでにない発想や販路が広がる」と語った。
日本農業新聞7月18日
