JA柳川は三橋支所で7月上旬、支所検討員を対象とした研修会を開き、約40人が出席した。協同組合の本質を理解し、地域密着活動や事業利用を通じて「人が集まる」支所づくりを行うこと、独自性を発揮した支所検討委員会を行うことが目的。
久留米大学経済学部文化経済学科の藤谷岳准教授が「地域らしさ」と地域発展をテーマに講演した。「話し合いの場を持ち続け、昔話や思い出を語り合うことで、地域文化や伝統行事が自然と次世代へ伝わる。コミュニケーションを重ねることで地域づくりのヒントも生まれる」と語った。
ディスカッションでは「地域らしさ」を守り育てるためにできることについての意見交換が行われた。
日本農業新聞8月2日
