2025.09.22

農政と水田農業 組合員大学で学ぶ

 JA柳川は8月上旬、組合員大学合同講座を開き、同大学修了生と現役受講生が合同で受講した。

 「基本農政・水田農業をめぐる情勢について」と題し、JA全中農政部の杉山隆之部長が講師を務めた。政治情勢や改正基本法、新たな基本計画などを説明。共同利用施設の老朽化問題についても取り上げた。水田農業の情勢では、備蓄米の売り渡しや米の価格動向、米の流通実態調査の結果を説明した。

JAグループとして、米の生産と流通の安定確保に向けた対策の必要性など、課題も解説。適正な価格形成や農政運動の意義と重要性にも触れた。

日本農業新聞9月4日